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芝生のお手入れ

■芝刈り

この作業が芝生管理の最も基本的で重要な管理作業です。
芝刈りを定期的にすることできれいな芝生を保ちついでに雑草も刈れます。
刈り高は約3cmを目処に5cmを超えないように刈ります。
もし芝刈りが遅れ葉が伸びすぎてしまった場合には、一気に元の高さまで刈らずに1~2cmぐらいづつ葉が残るよう徐々に刈り高を下げていきます。
軸刈りになってしまうと緑がなくなり元に戻すのにとても苦労します、最悪の場合には芝生の張替えをしなければならないこともあります。

特に梅雨明けから急激に成長するので芝生の伸び具合を見ながら早めの芝刈りを行うように心がけて下さい。
あと芝刈り後には刈った葉(サッチ)を熊手などで取って掃除しておきます。
注意点として雨の後など水分を含んだ状態で芝刈りをしてしまうと刈った芝生が芝刈り機の刃にまとわりつき刈りにくいので十分に乾いてから刈るようにしましょう。

■除草

芝生の面積がそんなになければ定期的な芝刈りとたまに手作業で雑草を抜けば、ほぼ雑草は目立ちません。
こうやって除草剤を使わず管理するのが理想ですが面積が大きくなると手除草だけだとかなりの重労働になります。
手除草が少なくて済むように除草剤をうまく使えばかなり楽に管理できます。
基本は土壌処理剤を春・初夏・秋に散布し、雑草の発芽率を抑えます。
何も散布しない場合と比較し8割~9割ぐらい雑草の発芽が抑えられると思います。 あわせて必要に応じ茎葉処理剤を使用すれば、ほぼ手作業で雑草を抜くことなく管理できます。< /p>

また基本的に土壌処理剤と茎葉処理剤を混ぜて使用しても薬害はでませんので混合して使用しても大丈夫です。
ただ薬害で一番注意する点は気温です。
夏場で気温30℃前後の日が続くとき、通常の倍率で除草剤(特に茎葉処理剤)を使用すると芝生が黄色くなり薬害が出やすくなります。
やむをえず夏場に使用する際は通常希釈倍率の1.5~2倍ぐらいに薄めて散布するようにしてください。
冬場については雑草があまり出ませんがスズメノカタビラなど秋・冬に発芽し春にかけて成長する雑草もありますので気をつけましょう。
日本芝の除草管理は大体これで出来ますが西洋芝は薬に弱く使用できる除草剤が限られますので手除草が基本となります。

■施肥

肥料は基本的に春から秋にかけての生育期に施します。
土壌や芝生の状況によりますが上記の管理暦を一応目安として年3回程度、施してください。
肥料も化成肥料や液肥など様々な種類がありますが肥料の3要素のチッソ(N)・リンサン(P)・カリ(K)を8-8-8の様に表記してあるのでそれ見て判断するとよいでしょう。
施肥管理の注意点としては肥料が少ないと全体的に緑が薄く黄色くなり、濃すぎると肥料やけを起こします。
また均一に施肥をしないと肥料ムラがでやすいので注意してください。

■害虫

初夏から秋にかけて芝生の葉や根を食べてしまう害虫「ヨトウムシ」の発生シーズンです。
普段は害虫の数がわずかで鳥やモグラなどが虫を食べてくれて人手を加えなくても影響が少ないはずです。
しかし気候の急激な変化(特に梅雨明けから一転し急に夏の暑さと乾燥が続くとき)なのどきっかけで害虫が増え、これを放置しておくともはや自然の生態系では追いつかず、芝生の緑が失われ全体的に白っぽくなり茎ばかりになってしまいます。
主な害虫の種類としてはヨトウムシ・シバツトガ・コガネムシの幼虫などで大量発生してしまうと時すでに遅しで、芝生に足を踏み入れたくなくなります。
対策としては殺虫剤で数が少ないうちに対応します。
害虫発生が比較的少ない場合なら年間1、2回の殺虫剤散布でほぼ影響のないレベルになるでしょう。

しかし害虫が多く発生した場合、同じ殺虫剤を何回も使い続けると害虫に耐性が出来始め殺虫剤の効きが悪くなる可能性があります。
そういった場合には殺虫剤の種類はたくさんありますので、出来れば2、3種類の薬を変えながら使用するといいでしょう。
また殺虫剤は除草剤よりも危険ですので使用の際は効果・使用法をよく読み環境に配慮してお使いください。